2021年9月28日 / 最終更新日 : 2021年9月28日 稜威会本部 資料集文山見聞記(5) 文山見聞記(5) 中村三郎 ◇功罪不償 師一日、食後の漫談に曰く、 予が曾て肥後に遊んだ時、地方到る所に猿田彦大神の御名を記した道標が建ててあるを見た。その後今日まで日本国中を巡歴したが、如何なる山奥の […]
2021年9月19日 / 最終更新日 : 2021年9月19日 稜威会本部 資料集文山見聞記(4) 文山見聞記(4) 中村三郎 三月十日、守島氏昨夜悪夢を見しとて、之を気にしながら、例の調子で語る。隣室に読書して居られた師は、之を聞かれて 「守島や、その夢をナ、紙袋に入れて口を結んで川へ流し […]
2021年9月7日 / 最終更新日 : 2021年9月7日 稜威会本部 資料集文山見聞記(3) 文山見聞記(3) 中村三郎 (前回の続き) 若し此の要所要所に、一…一…一…、の締め括りが無かったならば数ではない。若し計算もできない。何処までも単に一、一、一…と無限に書いて見た所で仕様が無い。 之と等しく、宇宙の大も […]
2021年9月7日 / 最終更新日 : 2021年9月7日 稜威会本部 資料集文山見聞記(2) 文山見聞記(2) 中村三郎 (一)一日食後の閑話に師、示して曰ふ、途中死者の葬儀に出遭はば拝せよ祈れよ、祝福せよ。自他倶に功徳無量なり。禽獣蟲魚の死を見ても如是くなるべし。その方法は 大祓戸大神。大祓戸大神 […]
2021年8月30日 / 最終更新日 : 2021年8月30日 稜威会本部 資料集文山見聞記(1) 文山見聞記(1) 中村三郎 緒言 予は大正七年正月より三年間、先師川面先生の左右に侍して朝夕その謦咳に接し、その薫陶に浴せり。当時本部は上野桜木町に在り。審さに掃除薪水の労、会計庶務の事、接待応対の繁に従ひ […]
2021年8月5日 / 最終更新日 : 2021年8月5日 稜威会本部 資料集恩師伝記参考資料 恩師伝記参考資料 天山 小田吉蔵(*1) (1)(大正十四年かと思ふ)九月三日のおはがき(大隅安楽温泉掬粋館より)に ほのぼのとあけゆくなつの海原の ふねのへに立ち我吾を見る 天地を匂ひ足らはす山ゆりの 花 […]
2021年7月25日 / 最終更新日 : 2021年7月25日 稜威会本部 資料集川面先生御生家の写真に就いて(前号よりつづく) 川面先生御生家の写真に就いて(前号よりつづく) 飯峰生 豊前周防灘に於ける先生最初の大寒禊 この時分、馬城山中の洞窟の中に、土地の百姓や樵夫どもから「岩屋の先生又は天狗或は仙人」などと呼ばれて […]
2021年7月18日 / 最終更新日 : 2021年7月19日 稜威会本部 資料集川面先生御生家の写真に就いて(前月号よりつづく) 川面先生御生家の写真に就いて(前月号よりつづく) 飯峰生 先生千秋翁の手引に依って御神縁を結ぶ。 既に少年の頃からして、その性、道を求むることに切であった恒坊少年は、その時伯父さんの千秋翁が、 […]
2021年7月12日 / 最終更新日 : 2021年7月12日 稜威会本部 資料集川面先生御生家の写真に就いて(一月号よりつづく) 川面先生御生家の写真に就いて(一月号よりつづく) 飯峰生 先生は子供の時からの禊好きであった。 このとき突然甥を伴れて妻女の生家から戻って来たのを見た千秋氏は怪しんで「お前どうして子供を伴れて […]
2021年7月5日 / 最終更新日 : 2021年7月5日 稜威会本部 資料集川面先生御生家の写真に就いて(本編は昨年三月号よりつづく) 川面先生御生家の写真に就いて(本編は昨年三月号よりつづく) 飯峰生(*1) 昨年三月号にその写真を掲載する運びになった時、この一篇を書きたかったのでありましたが、その後編輯上の都合に依りまして […]